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2019-05-22

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オーストリア建築の旅 54 最終回

帰路につく。
チェックアウトして
シュテファン大聖堂前から地下鉄に乗り空港へ。
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ウィーン国際空港がなんだか
懐かしい。
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予定通りのフライトで13時間。
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往路と同じく台北で11時間の乗り継ぎ。
往路でわかってるので
迷わず台北駅までやってくる。
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台北駅のこれは電話ボックス状の
「一人カラオケボックス」
駅前に出ると
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イスラム系の皆様が合同礼拝の真っ最中。
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これは駅の売店。
火事で燃えた後ではなく
休業中おろしてるカーテンが
ノーマルにこれ。
閉店中も駅の景色なのだから
気を遣ってほしい。

さて
帰路は台北で行く場所を
ウィーンのホステルで決めてきた。
直行!
のはずが
同行者はそれを許さず商店街巡り。
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朝粥を買って
駅でしゃがんで夫婦で食べてると
もう
現地人。
やっと移動。
最高気温30℃のウィーンから
最高気温45℃の台北は
こたえる・・・
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ついたところは
「華山1914文創園区」
日本統治時代に酒造工場として建てられ、
リノベーションを経て
今は流行やアート発信基地として注目の場所となっている。
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工場の広い建物に学校の教室状に
アトリエやショップ、映画館などが入ってる。
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通路に屋根がかけられて冷房が入ってる。
天国・・・
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木陰のカフェは雰囲気が最高。
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現代建築と蔦のからまるレンガ積み工場建築。
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ショッピングストリートとなるや
俄然張り切り、私を従えて歩く妻に
付き従い
暑いながら結構楽しんだ。
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今回は現代建築には見向きもしない。
続いて地下鉄を乗り継いで向かうのは
寶蔵巌国際芸術村
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政府肝いりのプロジェクト。
200世帯ほどの村に
世界各国のアーティストを招聘。
創作活動をここに住みながら行う。
芸術村、アーティストレジデンスという
アーティストが制作をするスタジオと住居が一緒になった施設で、
アーティストたちは自分のスタジオを離れて、
環境の変化や充実した設備、
その土地の人々との交流などを求めて
アーティストレジデンスを行う。
言ってみれば
新手の空き家対策か?
日本のトウキョウワンダーサイトという
レジデンスからの交換プログラムで、
毎年日本人も来ているらしい。
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一般住民もいるので間違えないように
こんな案内板がある。
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もう、普通の村ですが
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中に入るとこんなインスタレーションだったり
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アート系の小物、本など売ってる
ショップだったり
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路地の坂道を行ったり来たり。
台北の人でもほとんど知らないエリアだそうで
駅のインフォメーションで行き方を聞いても
わからなかった場所。
妻曰く
「どうやってこんなとこ知ったの?」
まあ
匂いかな。IMG_8352_R
村の入り口のこんなお寺を抜けて
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台北駅裏の地元民御用達食堂で
夕食。
やっと
帰国。
地下鉄終電で帰宅。
こうして
長い旅は幕を閉じる。

次回からは
このシリーズにより中断していた
(誰も覚えてないでしょうが)
「東京建築散歩 7」
9ヶ月ぶりに
続けます。

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