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2019-05-25

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東京建築散歩 7  目黒から恵比寿編

予告通り
東京建築案内の再開です。
設計部 森の担当シリーズ、
今回は目黒をスタート。
目黒といえば雅叙園ですが
これはまたの機会に置いておいて、
まずは
山手線目黒駅すぐの
聖アンセルモ目黒教会。A.レーモンドの設計。
戦後すぐの1955年竣工。
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冬はこんな感じで通りからよく見えるのですが
樹が茂るとまったく隠れてしまう。
この外観からはよくわからないと思いますが
内部に入ると構造が
そのままデザインになっている
ことがよく分かる。
私的に最も好きなタイプの建築。
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壁と天井に注目。
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斜め壁を並べてその隙間を採光スリットに使う。
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この壁が天井につながって局面梁に変わって
天井を支える。梁の襞が陰影を生む。
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今回3度目の訪問ですが季節や
訪れる時間が違うと
内部の光と影がまったく違う空間を
提供してくれる。
1日居ても飽きない空間。
ずっといたい気持ちを引きずって
重い腰を上げて
西に少し歩くと
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改修も終わって再開した
東京都庭園美術館。
旧朝香宮邸といいます。
朝香宮家は久邇宮朝彦親王の第8王子鳩彦王が
1906年[明治39]に創立した宮家。
鳩彦王は、陸軍大学校勤務中の1922年[大正11]から
軍事研究のためフランスに留学。
看病のため渡欧した允子内親王とともに、
1925年[大正14]まで長期滞在することとなった。
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当時フランスは、アール・デコの全盛期。
その様式美に魅せられた朝香宮ご夫妻は、
自邸の建設にあたり、
フランス人芸術家アンリ・ラパンに
主要な部屋の設計を依頼するなど、
アール・デコの精華を積極的に取り入れた。
こうして出来上がった
日本トップクラスのアール・デコ建築。
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写真撮影は基本禁止なので
フリー素材から
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この窓のエッチングガラス
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マックス・アングラン作
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かつて大食堂として使われていた部屋
展示会によっては撮影OKになることもあるらしい。
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微に入り細に入り楽しめる
おすすめの美術館。
疲れたら庭園で休憩するか
新館のカフェに陣取る。
ここも新しく久米設計によるレストランが完成。
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いかにも設計部 森が好きそうな
屋根ですが
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こんな空間が広がっている。
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東京ってとこは少し歩くと
どんどんいい建築に会える街。
もう少し西に歩くと
あの住宅がある。

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