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2019-06-18

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上海建築視察 Vol.4

こんにちは、営業部大上です。
東海・ビルドでは、建築視察として国内、国外問わず定期的に建築を見に行くように心がけている。
目的は国、地域における建築の風土的特性、また新たな建築がどのように都市に溶け込み社会的役割を果たしているのか、実際に著名な建築家の作品を訪れ体感することや街路に立ち街並みを体感することで今後の設計イメージの幅及び思考の深さを見に付ける。
個人的には建築以外にも人、食事、車、物価など一般的な国民がどのような生活でどのような暮らしをしているのか知りたい。だから海外の旅行では、なるべく朝散歩をするようにしている、朝が一番その国の普段の生活が見えてくる。
という事で今回は「上海」
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東京スカイツリーと並ぶ600m級のビルが並ぶ未来都市。
人口は約2700万人、上海は中国最大の経済都市でもあり、市内総生産も北京市を凌ぎ中国第1位。
上海の旅ではジョさんと言う女性のガイドさんに同行してもらい、道中色々と上海について教えてもらう
物価は日本とほぼ同じ、ただ給料は初任給で約10万円、平均で約17万円と日本に比べるとまだ半分くらい。車は高級車ばかり走っている。家は日本より高く、分譲マンションだとほとんど1億円以上になる。ただ中国のすごい所は年収300万円で1億円近くの銀行融資が可能らしい、、、日本では考えられない。
バスの中から街を見ていると、まだまだ国民の貧富の差を感じてしまう。

さあ、本題の建築ですが、一番印象に残った建物1件紹介します。
上海西海岸運河沿いにある龍美術館
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ではなく

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隣にあったこちらの建物
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コンクリートが綺麗で冊子(ガラス)とコンクリートのバランスが非常に良かった
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1階はなるべく庇を出し、所々アールのコンクリートと冊子を使い、建物全体がすごく綺麗で品がある。
どうしても上海の建物はガラスを多用したキラキラした建物が多かったのでより品があるようにみえた。
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内部はこんな感じ
施工大変だっただろうなと思いつつ、建物の管理も大変だろうな、、ただ、このデザインは賃貸マンションや店舗ビルなど合うだろうなと思いながら見てました。

2泊3日弾丸建築研修でしたが、なかなか刺激的な旅になりました。ありがとうございました。

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