東京の西、三鷹にそれは
在る。
ルーテル学院大学
村野藤吾が78歳の時に設計したもので、
その代表作の一つと言われている。
大学の門からこの景色をみた瞬間
金縛り・・・
村野テイスト全開。
この日はアイパッドでスケッチ
結構、描ける。
心を落ち着けて
チャペル以外の校舎もじっくり見て歩く。
これが大学とは思えない。
異国の街にやって来たよう。
村野デティールに涙しながら
内部へ
チャペルへの入り口は
一度外部空間を挟んで
入り直す設計。
チャペル
緊張感が満ちていながら
このような窓で外部とつないで
ホッとさせる。
こういった空間に放り込まれると
冷静さを失ってしまい
目が泳ぐ。
外部より細かな仕上がりの壁。
チャペルを中心に本館や学生寮、図書館、食堂、ホールなどがつながり、
一つの建築物となっている。
シンプルな造形にモルタルを荒く吹き付けた外観。
めまいがする。
巨匠の実力は
計り知れない。