スタッフブログ

2019-07-06

,

東京建築散歩18 フランス

東京で何故
フランス?
と思われるでしょうが
フランスにちなんだ名建築2題。
まずは

石畳が続く神楽坂。
フレンチ系のカフェやレストランが目につくが、
これは飯田橋にフランス語インターナショナルスクールの
東京国際フランス学園があること、
そして1952年にできた東京日仏学院、
現アンスティチュ・フランセ東京の影響が
大きいと言われている。
フランス政府公式機関であるアンスティチュ・フランセ東京。
“政府公式機関”と言うとなんだか“おかたい”イメージがあるが、
なんと自由に見学ができるオープンな施設。
1951年に建てられ、鉄筋コンクリート造り3階建て。
設計は坂倉準三。
コルビジェの香りを残す
モダニズム建築。
DSC_1326
坂道からスロープを上がる。
DSC_1322
ピロティから左右に分かれてエントランス。
DSC_1320
この日はとにかく、2階のギャラリーに急ぐ。
何故なら
DSC_1301
この日は坂倉準三の作品展!!!
DSC_1319
この建築の模型から
DSC_1304
あの「いざ鎌倉」、
そして 青山で森が行きつけの
DSC_1303
岡本太郎美術館など。
展示を見て、内部探検。
DSC_1316
廊下のこの位置に
柱!!
さらには
DSC_1308
柱を上部の円錐とともに
目立たせようという配色。
通常、我々は隠しにかかるもの。
DSC_1309
窓の外にも柱。
この建築は柱を前面に押し出したデザイン。
DSC_1311
トイレも・・・
DSC_1299
こんな配色の建築、
フランスで見たラロッシュ邸に近似している
ことに気づく。
コルビジェの弟子だなー。

妙なとこで感心してしまう。
DSC_1295
神楽坂から御茶ノ水を目指して
もう一つの
フランスへ
続く

メニュー

バックナンバー