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2019-07-27

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東京建築散歩22 NOAビル

東京で色々な建築を見て
東京カテドラルや根津美術館や
本当にすごいものがこの密度で存在することに
驚く。
今回はその中で
個人的にトップを独走する建築
NOAビル
です。
NOAビルは1974年竣工のオフィスビル。
桜田通りと外苑東が交差する場所で、
すぐ近くにロシア大使館や東京タワーがある。
白井晟一の作品。
IMG_1055_R上部楕円形のタワーの黒い部分が硫酸銅で、下部が煉瓦。
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一階の車寄せは
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砂岩のゲートをくぐると
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うねる壁に誘導される。
人の入り口は
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白井ワールド全開。
東海・ビルド研修旅行で見た長崎の親和銀行を彷彿とさせる。
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数少ない開口のデティールは
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微妙な曲線は
近づいてわかる。
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この建築は東京を見据えていないと評される。
この建築が見据えているのは悠久の時、宇宙なのだそうだ。
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何度か訪れたこの交差点。
なんでもありの東京という都市の中で
異彩を放ち続けるデザインって
すごい。
NOAビルがある限り
これからも何度も
ここに立つのだろう。

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