こんにちは。営業部 村松です。
さて早速、建築研修 愛媛、高知めぐり⑤のBlog開始です。
今治の有名なものと言えば、今治タオル・・・
いえいえ、丹下健三 建築群!
と、前回Blog④をまるパクリでスタート。
丹下健三建築群のつづきです。
今治市役所、公会堂、市民会館を後にして、程なく表れたのは『愛媛信用金庫 今治支店』(旧今治信用金庫 今治支店)。
昭和35年(1960年)完成。丹下健三47歳の時の作品。
まるで屋根が浮いてるよう。(銀行には見えん・・・)
銀行の閉店時間を待って館内を見学。支店長様や行員の方々が快く受け入れてくれました。
支店長様の案内で館内を練り歩く。
当時の天井より下に天井を張っている。支店長曰く、「夏は暑く、冬は寒い」との事。ここは仕方が無い所かも。
幾何学模様の木壁面にシンプルな照明。光の漏れ方がステキ。
この机も丹下作。現在も使用しているそうです。
かえって今風な感じのデザイン。
壁?ではありません。会議室の入り口の回転ドア!斬新。
屋上の防水はやはり老朽化が顕著に出ている箇所もありますが、開放感のある空間が広がる、とても贅沢な造り。
ん?カウンター?
当時は屋上でバーべキューをしたそう。シンクとカウンターがある。遊び心ありますね♪
屋上から見るとガラスブロックでトップライトを設けている。
老朽化が進んで、取り壊しの話が持ち上がっているとのこと。
もったいない気がするけど、断熱や維持管理に費用が掛かるのもわかる。なかなか簡単な問題じゃない。
最後に支店長様が「観光客はほとんどの方が今治を飛ばして松山に行くよ。こうして丹下さんの建築を見に来ていただけるのは嬉しいですね。」
いやいや、こちらこそありがとうございました。
今治市役所、公会堂、市民会館と続き、最後に愛媛信用金庫。重厚感のある丹下建築、堪能しました。
一路、初日の宿泊地へ。
今からはカツオを堪能!食べるぞ!!
to be continued・・・。