こんにちは、工事部の草川です。
海のギャラリー(前回のブログはコチラ)を満喫し、バスは約2時間半かけ森の中へ向かいます。
建築研修3日目最後は横倉山自然の森博物館。
1997年竣工、安藤忠雄氏設計の建物です。
緩やかなスロープを登っていくと左手には2階部分からアプローチする円筒形のエントランスがあり、右手には高く長いコンクリートの壁が続き、下を見下ろせば水盤が広がっています。
中に入ればRの回廊があり、外に向けて前面ガラス張りになっており、中にいても外の自然を感じられるようになっています。
また、ガラスとコンクリート壁との間には隙間があり、風が直接内部へ吹き込み、自然を取り込む工夫がされていました。
階段部にはスリットを設け、自然光を取り入れ、大空間には梁のフレームで切り取られる風景があったりと遊び心と余裕を感じる設計が印象的でした。
自然に囲まれた環境からなのか外部の汚れは目立ちましたが、さすが安藤氏の設計だと関心させられながら3日目の建築研修を終えるのでした。
いよいよ研修最終日を迎えます。
まだまだ続く・・・。