こんにちは設計部の橋本です。
今回はデトルデの構造をご紹介。
名前の通り5m飛び出ている訳なんですが
構造はこんな風になっています。
飛び出ている部分の事を建築では「キャンティレバー」日本語だと「片持ち梁」と言います。
巷ではキャンティと略して「めっちゃこのキャンティ出してますね!」なんて使います。
デトルデでも3階の壁(図面の青い部分)がまるっと約3mの梁です。
この写真の左側全部梁です。
梁の上の方にごつい鉄筋があるのが分かりますか?
これが25mmの鉄筋でかなり太いです!
この太い鉄筋(図面ピンク色)が上下に入り、さらにそれが1階までつながっています。
こうやって5mのキャンティを支えています。
1階の鉄筋施工状況です。
各コーナーに鉄筋がそびえ立っています。
鉄筋が太く、本数も多いので施工が大変難しく、今回入って頂いた協力会社さんの職人技で本当に鉄筋を綺麗に組んで頂きました。
感謝です。
無事3階のコンクリート打設も終わり、型枠を外してみると・・・
ピカピカ!!
打ち上りは上々です!
さすが東海・ビルドの職人です。
自画自賛で恐縮ですが、本当に難しいんですよ。
RCの水平開口って。
サポートと足場が取れるのが楽しみです。
来年の干支は鼠年ですが、まだ今年の猪にちなんで
2月の竣工まで気を抜かず邁進してまいります!