こんにちは。設計部渡邉です。
若葉通マンションプロジェクトのブログを設計部目線から書いていきます。
建物プランを考えていく時には、沢山のアプローチの方法や切り口がある。
多くの場合は立地条件(敷地状況、周辺環境など)、建築基準法等の条件整理し進める。
並行して、営業部の松岡と話し合い、計画地における賃貸共同住宅のニーズ、適正家賃からもとめた建築コストを頭に入れながら…スタートしていきます。
先回のブログでもお伝えしましたが、オーナー様は、内装業。
言わば同業者様。多くの現場で建物を見て知ってみえる。
毎回の打合せでは…
「あそこのマンションのガラス手摺が良いよね!」
「エントランスは、こんなイメージはどう!?」
具体的な建物を例に挙げながら、定例を進めています。
計画を進めていくにあたり、敷地南側のみ道路に面し建物がどのように見えてくるのか。
敷地をみながら創造してみる事から始めていきました。
建物規模は、敷地に対して最大限のボリュームを確保(4階建て)。
1階は、オーナー様で使用。2階~4階を1LDK×12戸で計画。
南側道路からの外観。
1階の使い勝手の良い倉庫と、入居者様を出迎えるエントランス演出の両立が求められました。
エントランスへ続くアプローチ!
入居者様が、最寄駅から帰宅する時の見え方を考慮して、大判タイル張りの壁で視線を奥へ誘導。
オーナー様との打合せから、エントランスへ向かうアプローチは、凹凸をつけて立体的にして大判タイルと空洞ブロックで重厚感を…。木目を加えて高級感を…。
アプローチ沿いには、樹木を植えて演出する予定。
別案も提案中!
この案は、凸部分を行燈のように光らせて演出。
大分、雰囲気が変わってくる…。
重要なアプローチの演出方法。
どのようなエントランスになるのか乞うご期待!!
次回は、具体的な間取りを綴る予定です。
to be continued・・・。