やっと来たかった場所に到着。
川の向こう、
木々の隙間に垣間見える
ここは
Federation Square(フェデレーションスクエア)。
Flinders Street Station(フリンダースストリート駅)の目の前にある広場。
複数の建築群が
イアン・ポッター・センター・ナショナル・ギャラリー・オブ・ヴィクトリア。
ビクトリア国立美術館の別館となっており、
現代アートからアボリジニーアートまで展示。
入館料はなく無料で見学できる。
1997年にコンペを勝ち取った
LAB建築スタジオとBates Smart Architectsが
共同で設計。
見所満載ですが
何故ここに来たかったかというと
メインロビーのこの空間。
17年前、初めて子供達とタスマニアに渡る前に
メルボルンを訪れ、
2003年にスケッチ。
なんだか不思議なこの空間が忘れられなくて
再訪問。
木漏れ日のような
フラクタルな影が妙な魅力を醸し出す。
別棟は亜鉛で葺かれている。
「17年前はこんなだったよね?」
と
妻子に問うと
「ここ、来たっけ?」
もう、いい。
おまえらは。
何が言いたかったかというと
こんな大都市ですが
17年前のもう一枚のスケッチは
こんな街だった。
高層ビルなど無く、
中低層の燻んだ古いビルが並び、
ガス灯が灯っていた。
それが
こんなになった。
友人によると
ここ10年くらいの大発展で
特に最近5年で一気にこうなったそう。
Flinders Street Station(フリンダースストリート駅)
ここは記憶のまま。
さて、夕食の時間。
川の向こうに面白いコンクリートの塊。
型枠も鉄筋も大変だったでしょうね。
河岸に降りて、このコンクリートの塊で夕食。
対岸を見ると
この建築中のビル、
どこまでが一つのビルなんだ?
一日では見切れない。
必ず再訪したい。
夕食を終え、空港へ送ってもらう。
クレーンが林立する街。
まだまだ面白い建築が
生まれてくるのでしょう。
メルボルン空港から
中国 広州空港を経て
セントレアに帰国。
1週間の大冒険旅行が幕を閉じた。
完