構造体を露出させて
その状況を確認することが
第一工程。
外壁の板を外すと土壁。
母屋との間は仮設壁で塞いで
徐々に構造体を露出させる。
当然、人の手での解体です。
やっと構造体が姿を見せて
状況確認。
天井裏から垣間見た梁の全貌と
どの柱がそれらを支えているか等、
確認事項は多岐にわたる。
ちなみに上の写真のポジションで
思い描いていた光景が
さて、細部を観察すると
一部の基礎がレンガ造であることがわかるなど
再利用の可不可を判断しつつ
腐朽菌やシロアリ被害状況を見て
補強方法を検討する。
改修工事の難しいところで
解体が終わるまでこのあたりは
はっきりしたことが掴めない。
「予算の1割くらいは予期せぬ構造補強のために
取っておいてください。」
今回のような工事の場合、
よくこんなお願いをします。
工務部長奥村と大工の竹内さんと私。
現場で補強方法の検討会が行われ
やっと
工事スタート。