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2020-08-01

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H邸改修 5

大森建具さんに家具を見に行くと

素敵な家具を作ってみえるのですが・・・

それよりも気になったのが

組子障子。

組子1

このような繊細な職人技を凝縮した木工作品を

障子に仕立てるのですが

組子2

和紙を張って光が透過するとこのような柔らかい表情を生む。

上の写真は組子の向こう側に和紙があるのですが

和紙を両面から張って組子をサンドイッチしてしまうと

さらに柔らかい表情を生む。

組子そのものの美しさは元より

和紙が拡散する光と相まって

空間に影響力を持つようになる。

さて、

H邸では茶室の玄関から茶室に入る部分に

組子障子を配す。

6

 

右に和ガラス、左に組子障子

最強の布陣。

今回の組子の形は日本古来の組子形から

柔らかくお客様を迎えるために

鋭角が少ない形を採用。

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茶室空間にも存在感を放っています。

東海・ビルドにおいて

組子障子の採用は実は以前にもあります。

昭和区の賃貸マンション

「カーム クアトロ」

エントランスを入ると

_L5A7141

このガラスブロックの中が
_L5A6972

 

コンクリート打ち放しと並ぶ組子障子。

和の空間に限らず、いろいろな使い方ができます。

ところで

東海・ビルド コンセプトハウス憧憬舎1970

飛騨の職人技を集めた「匠の間」にも

大森建具の組子障子を設置。

IMG_6175

 

 

皆様自由にご覧いただけます。

こちらは

IMG_6176IMG_6177

いろいろな組子の形を見ていただけるように

組み合わせでデザイン。

組子が密な部分ほど影が濃く

荒い部分ほど影が薄く。

光の加減でこんな陰影も出るのです。

さらに

IMG_6282

今回のきっかけとなった大森建具製作の家具。

曲面が生きてます。

こちらもコンセプトハウス憧憬舎離宮で

自由にご覧いただけます。

 

 

 

 

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