こんにちは設計部の佐野です。
今回は久しぶりの登場【Unbuild-project】(アンビルド-プロジェクト)の紹介です。
皆さんこのシリーズを覚えて頂いていますか?古くは2015年から連載スタートしたシリーズものです。初めて聞いた方、気になる方、もう一度読み返したい方は今すぐこちらをクリック☆
Unbuild
さて本題です。
今回のprojectの計画地は名古屋市昭和区。地区50年の賃貸マンションの建て替えのご依頼でした。立地条件や家賃相場からターゲット層を新婚からファミリーとし、建物ヴォリュームは敷地内に確保できる駐車台数から、2戸並び2階建ての合計4世帯でプランニング。
この【2戸並び2階4世帯】のフレーズでピンときた方は、かなりのビルド通の方です!
そう、長久手で建てさせて頂いたGrasse Cote ouestがまさにこの形。
この青空に合うホワイトの外観と凹凸のデザイン。いつ見てもカッコいいですね☆
それでは、この建物での経験を活かし出来上がったプランをご紹介。
まずは配置計画から。
角地 + 4世帯という特殊条件から、各住戸へのアプローチを1階は南側から、2階は東側からとすることで、共同住宅でありながら戸建て感覚で生活ができる配置計画とし、角地の特性を生かし南道路と東道路に面して各戸1台分の専用ガレージを設け1ランク上の生活をご提案。
続いて南面ファサード。
黒、ベージュ、コンクリートのコントラストでデザインを構成。屋根付きのガレージが門構えとなり、まるで邸宅のような雰囲気漂うファサードが特徴です。
こちらが東面ファサード。
南面の柔らかい印象とは対照的に、当社の代名詞であるコンクリート打放を全面に出した力強いファサードが特徴。
間取りも含め自分も住んでみたい!そう思えるプランだっただけに実現できなかったのが残念です。
角地ならではの自由な設計。
この経験を踏まえ、いつか必ず実現したいです!