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2022-01-25

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受入検査

こんにちは、工事部の坂口です。
今回のブログでは生コンクリートの受入検査についてです。

コンクリート打設日、まずは現場に納入されたコンクリートが発注した品質条件に適合するか否かを調べるために、現場での受入検査を実地します。
何のためにするのか?
生コンクリートは工場生産ですが、偶然の要因によって品質が変動することが避けられないため、あらかじめ、許容値を設定して配合設計を行っています。
そして、現場に納入されたコンクリートがこの許容値以内かどうかを調べるために受入検査をするのです。

検査項目は、スランプ又はスランプフロー・空気量・塩化物含有量・強度・容積・運搬時間です。それぞれ判定基準が決まっています。

この判定基準に従って確認していきます。

検査用の生コンクリートを受け取り、試験が終わったら項目ごとに確認していきます。

スランプです。スランプとは頭頂部からの下がり具合です。

空気量。

塩化物含有量の確認。カンタブ試験とも呼んでいます。

こちらは供試体です。
後の強度検査で使用します。

こちらが納入書です。
この納入書により強度、容積、運搬時間を確認します。

無事検査が終わり、合格したらようやくコンクリート打設開始です。

管理者としての義務を果たし、品質の良いコンクリートが打設できるよう日々精進して参ります。

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