0、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89・・・
勘のいい皆さんならお分かりであろうこの数列。
あー、この数列ね、うんうん。
あの有名なね。
学生時代の記憶が飛んでしまっている貴方、どうぞそのままお進みください。
話しは変わりまして、
数年前から寒い時期になると我が家の食卓に現れるこの野菜。
名前は「ロマネスコ」。
スーパーに買い物に行かれる方は見たことがあるかもしれませんが、個人的にこの見た目が好きです。
(人によっては気持ち悪いと感じるようです。)
この特徴的な円錐形ですが、“部分が全体と相似な形を有している” 「フラクタル構造」になってます。
わかりやすく言うと一つ一つの花蕾が円錐形をしていて、それらが螺旋を描くように配列されていて全体も同じような円錐形をしています。
自然界にはフラクタル構造が多くみられ、木の枝や人間の体でいうと血管もそのような構造になっているそうです。
さらにこのロマネスコ、「フィボナッチ数列」の規則にも沿っています。フィボナッチ数列は最初の二項は0、1で以降はその前の2つの項の和になってます。
具体的には、
0、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89・・・です。
ヒマワリの種も螺旋状に並んでいてその列の数は向きによって21本、34本、55本、89本となります。ロマネスコの螺旋の数もこの数列の数になっています。
人が心地よいと思うバランスが自然界には潜んでいて、美しいと感じるのかもしれませんね。
自然は大好き、でも花粉症。
積算部 山田でした。