現在、長久手市で住宅の建替え工事が進行中です。
元の家は約70年が経過した伝統的な家屋でしたので、当初古民家再生の御提案もさせて頂きましたが、白アリによる躯体の損傷や耐震性の問題、雨漏れ、一緒に住む高齢のお母様の為のバリアフリー化など検討の末、建替えを決心されました。
70年以上支えてきた建物の柱梁は、今ではなかなか見る事が少ない立派な古材です。
是非古材は再利用しようと、解体工事の前には何回も下見と調査を行い、梁8本を慎重に取り外し、木材の加工工場へ運びました。製材し内装材とします。
所々雨漏れの形跡もありましたが、一部は5,000人以上が亡くなったと言われる伊勢湾台風時のものだそうです。そういう話を聞くと、現在では予報精度なり情報速度が格段に違う事に感謝です。明日、明後日にかけて台風が来るとのことで皆様ご用心下さい。
営業の松岡でした。