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2022-07-26

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工事部通信

工事部通信

こんにちは。工事部の須川です。
今回はヘリンボーン床について書こうと思います。

ヘリンボーン床というのは、フローリングの張り方の一種で、短くカットした床材をV字になるように組み合わせていく張り方のことです。日本も昔から「杉綾」という呼び方で存在していました。
そもそもヘリンボーンとは。herring(ヘリン=魚のニシン)とbone(ボーン=骨)を意味します。
V字に連なった模様がニシンの骨に似ていることから名付けられたそうです。
今回紹介する床の張り方以外にも、生地の織り方や編み方にもヘリンボーンの模様が使われているようです。

ヘリンボーン張りには大きく分けて「ヘリンボーン張り」と「フレンチヘリンボーン張り」の二つの張り方がありますが、今回は「ヘリンボーン張り」について書こうと思います。

施工にあたり最初の作業は墨出です。
壁と平行な基準線を引き、それに対して45度の方向に線を引きます。

その基準線を元にまずは一列張っていきます。

この一列目がすべての基準となるのでここがズレてしまうと全てズレていってしまいます。
と言っても、ある程度は張りながら調整できますが。

一般的なフローリングの張り方に比べると、張り方が複雑で、材料も細かいため、施工には時間がかかります。
一般的なフローリングなら一日で張り終われるような面積でも、2日・3日とかかります。
施工は苦労しますが、それだけのインパクトを与える仕上がりとなります。


「エレガント」
その言葉がよく似合う出来栄えではないでしょうか。

ご清覧ありがとうございました。

工事部 須川

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