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2024-06-06

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建築企画室通信

こんにちは。建築企画室の山口です。
いよいよ中部圏も梅雨入りの季節となりますね。

東海・ビルドといえばコンクリート打ち放し。
先日、私を含む新入社員一同でコンクリートについての理解を深めるべく、建設中の現場を見学させていただきました。

その中で感じたこと、そして東海・ビルドが建設現場で大切にしていることについて紹介します。


コンクリート打ち放しは一発勝負の建築、その土地の特性や気候によって様々な表情が姿を現します。そこにお施主様の想いや夢、そして東海・ビルドの技術が合わさって唯一無二のコンクリートの表情が出来上がっていくのだと感じました。

また、唯一無二だからこそ、常に研究し、分析し、技術を追求していく。東海・ビルドは自らの成長の中で設計から施工をすることを心から楽しんでいると感じました。

こちら↓はお施主様の想い×設計士の遊び心の融合でコンクリートの可塑性を活かした平曲面のねじれを加えた壁になっています。

こちら↓はコンクリート化粧仕上げの途中の写真です。

一発勝負のコンクリート打ち放しだからこそ、打設したそのままの仕上がり、そして経年による表情の移り変わりを楽しむ選択もあれば、化粧仕上げにより時がたっても美しい仕上がりを維持する選択肢もあります。お施主様の感性でその選択肢は時に複雑に絡み合うこともあり、コンクリート打ち放しの魅力をさらに感じます。

お施主様は自身の想い、夢に対してどのような感性をもって建物完成をイメージしているのか、東海・ビルドの感性との接点はどこにあるのか、どう融合できるのか、それらを見出していく過程をもっと理解したいと思いました。

私として今後何をしていくべきか、コンクリートをはじめ建物の知識を深めることは当然ですが、第一に着手したいことは東海・ビルドのコンクリート打ち放しとは何なのか、東海・ビルドにとって建物を一緒に作り上げていく職人さんとはどんな存在なのか、多数の現場に赴き、現場監督や職人さんの話をよく聞き理解をより深めにいきたいと考えています。

上記を成してはじめてお施主様の想い、夢をいかに理解、共感し当社の設計~施工に落とし込むかを自信をもって考えられるステップに立ちたいと思います。

 

最後に東海・ビルドの建設現場について大切にしている「3つの目線を」を紹介させていただきます。

「3つの目線」とは・・
◆お施主様の目線

お施主様が現場にお越しくださったり打ち合わせの時など、現場を見てどう思うか。

◆近隣の皆さまの目線

近隣の皆さまが工事の過程でどう安全に安心できるか、近くで現場を見ていてどう思うか。

◆職人の皆さまの目線

足場の安全性や気持ちよく作業ができる環境は整っているか。

 

現場を見て、そして話を聞かせて頂いたおかげでより一層、東海・ビルドのコンクリート打ち放しへの理解、現場の理解、そして何よりも設計から施工、そしてその後に至るまで、関わる全ての方の想いや夢、感動の集大成で建物ができあがっている、それが今日という素晴らしい一日のやりがいにつながると感じました。

関係者の皆様に感謝の心を忘れずに、お客様と夢を語り、幸せになってもらうべく、今日も勉強や感性を磨いていきたいと気持ちを新たにする山口でした。

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