こんにちは、建築企画室の倉地です。
皆さんはコロナ禍が明けて、どこか海外へ行く機会はありましたか?
弊社では近年、国際交流にも力を入れており、建築関係だけでなく、様々な業種の海外視察団を受け入れております。
今回は先月お越しいただいたカザフスタンとメキシコの視察団受け入れの様子をご紹介します。
各回の視察は弊社設計施工の現場見学から始まります。
実際にその建物を設計した設計士、現場の施工担当が同行し、コンセプトや想いを伝えると、毎回「安全管理の方法は?」「工期とコストは?」「この素材の産地は?」といった様々な質問を受けます。
それらの質問にお答えしながら、反対にそれぞれの国の実情を聞くと、共通することもあれば、全く違うこともあり、新たな発見につながることも多いのです。
また、見学中にコンクリート打ち放しの壁を見て
「コンクリートの技術が素晴らしい」
と言っていただけた際には、弊社の伝えたい価値観が技術を通して伝わったと思い、胸が熱くなりました。
施工現場の見学後は、弊社の展示場へご案内します。
展示場の2階には茶室もあり、そこでは日本のおもてなしの文化に触れていただきます。
“茶室とは何をする場所で、躙口(にじりぐち)や床の間はなぜあるのか”
視察団の方々が日本の文化に関心を持ってくださる事が嬉しく、私ももっと様々な国の文化について知りたい!実際にこの目で見てみたい!と強く思いました。
伝統的な帽子と「カムシュ」と呼ばれる乗馬用の鞭。カムシュはカザフスタンの各家庭で魔除けとして飾っているそうです。
弊社でも大切に飾らせていただきます!
弊社ではこれからも国際交流に力を入れ、様々な文化と触れあい、受け入れ、同時におもてなしの心を養っていきたいと思います。