こんにちは、建築企画室の倉地です。
入社して早一年が経ち、街中の建設現場の看板観察が趣味になった今日この頃。
そんな看板から何か新しいことが出来ないかと考え、生まれた「仮設現場に園児の絵を飾るプロジェクト」をご紹介します。
この度、当社が設計・施工を担当する児童福祉施設「ひだまりきっずplus」の建設現場に、陽だまりこども園の園児120名が描いた絵を看板として公開させていただいております。
ヒントとなったのは、昨年東京の建築研修に参加した際、街中の建設現場に有名なデザイナーの絵が描かれているのを見つけたことです。建設現場に絵があることで、心が温かくなったのを覚えています。
今回の計画地は陽だまりこども園 本園の近くにあり、日頃から園児や地域の方々が利用する場所に位置しています。この現場の仮囲いで何か地域に貢献できることはないかと考え、今回のプロジェクトを思いつきました。
早速、社会福祉法人陽だまりの家 責任者の方に相談したところ、快く受け入れてくださり、また園児の皆さんに絵を描いてもらう場にも立ち会わせていただきました。
テーマは「おともだち」。年中さんは紙いっぱいにおともだちの顔を大きくカラフルに、年長さんはおともだちと遊んでいる様子を可愛く描いてくれました。また、園児の皆さんは自分の描いた絵が看板に飾られると知ると「楽しみ!」と喜んでくれて、早く看板にして届けたい気持ちが強くなったのを感じた瞬間でした。
看板が完成し、実際現場に設置されたのを見て、わずかながら地域の皆様へ元気をお届けできたのかな、と感じました。この場をお借りして、ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
今回の経験を通して、これからも日々新しい挑戦をしていきたいと改めて実感しました。