[最後10分間の大どんでん返し!こんな看板を見つけた。]
というとこからの続き。
食事を終えて皆様ほっとしてる間に
どうしても外をぶらつきたくなった。
近辺になにか面白そうな物が呼んでいる予感。
「少し周りを歩いてバスに戻ります!」
と
とある小道に入り込んだとこで
この看板を見つけた。
昔ちょっとだけ勉強した中国語を思い出しつつ
下で掃除してるおじさんに
これは何処にあるの?(何處有這個)・・・たぶんこう言うとおもう・・・
おじさんはすぐそこを指差し
そこにある。(在那裡)・・・たぶんこう言ったと思う・・・
すぐ近く、上の写真の右の方を入ったところに
こんな鉄板のオブジェがあり
見つけた。
このツアー最後に初めて現代建築で驚いた瞬間。
私のカメラはメモリーがいっぱいだったので急遽竹森を呼びに走って撮影。
これは・・・
客家(はっか)の福建土楼が原型か!
福建土楼(振成楼)
よく知られている土楼(円形のものは円楼、正方形など四角形のものは方楼)と呼ばれる独特の集合住宅は
客家人全体の習俗ではなく福建省の一部山間部の客家人だけに見られるもので
外部からの襲撃を防ぐために作られており、一族がまとまって居住している。
また、広東省や香港では「圍」と呼ばれる、城壁のような壁の中に村を築く方法も取られていた。
全体像はこのようなもの。
個別ではこんなふう。
もう一度さっきの写真と見比べてください。
ところでこの建物はレストランですが周囲にこの円楼を囲むように
配置された建物がある。
全体像がこちら。
その外壁は以前、上海で見たグレーのレンガを道路に敷くパターンが使われている。
アップにすると
皆様をバスに待たせたままなので振り返り振り返りこの場を後にした。
青島でこれまで見てきた現代建築の中では秀逸!
ところで現代建築と言えば
今回のツアーを通して最大の謎が残っている。
青島市内でよく見る建築現場。
コンクリートを打ち上げたところで足場を解体してしまっている。
「この後、どうやって外壁を仕上げるんだ?」
と
謎を残してツアー終了。
次回、青島へ行く機会があれば 円楼のレストランを出発地にしよう!
23回に渡り報告しましたこのツアー。
相当ハードに市中をかけずり回りました。
食の達人方がいてくださったおかげで
東海・ビルドメンバーだけのツアーでは味わうどころか知ることすら出来なかったであろう
料理の数々に出会い、食を通して青島の文化を考えることも出来ました。
同行してくださった
久野様、青木様、間瀬様
謝謝!
最後に
何を隠そう
このツアーの正式呼称は
東海・ビルド 建築見学 青島市中引き回しツアー
でした。