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2013-03-15

No.297 キーワードは迎賓館 Vol.6

東京編が続きます。

というのも

今、思い返すと

江戸東京たてもの園は今回の迎賓館プロジェクトの原点となっていたのです。

この施設の中には他にも面白い物がいっぱいある。

銅板で覆われた建築。

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近くで見ると

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手摺りや軒先、細かな細工まですべて銅板で覆われている。

今は緑青を纏っているが竣工時は鈍い金色に輝いていたはず・・・

想像してみてください。

更に

他の建物の茶室。

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ゲートのある本部棟ではこの施設に納められた建築の設計者を解説する

建築家展が開かれていて実際の図面や建設中の写真、模型などを見る事が出来ました。

名古屋に帰ってからセカンドコンセプトハウスとして「風夏」を改修するにあたり

メインコンセプトを決める際、

この施設での体験が大きな意味を持つ事になるとは思わぬ三人は

たてもの園の食堂で蕎麦を食べて、

都心に戻ります。

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渋谷区、雪が残るスクランブル交差点から道玄坂、スペイン坂、109には目もくれず

白井晟一設計の松濤美術館。

今回の行程に私が無理矢理押し込んだ。

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石積みに添えられた

軒の垂木、窓飾り、門のルーバーは真鍮・・・

内部は楕円形の外部吹き抜けに架けられたブリッジでアプローチする。

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この下は水盤、上は当然天空・・・

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階段室も白井建築の醍醐味。

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細かいとこですが

階段の床が壁に差し込まれるように壁目地が切ってある

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スリット窓もシンプルすぎる納まりながらプロポーションの良さから迫力を持つ。

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そして白井建築の特徴とも言える丸窓。

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今回で三度目の訪問ですが

来るたびに発見がある。

朝、名古屋を出てこれだけ見てくるとお腹いっぱいかと思いきや

どん欲な三人は次の場所へ・・・

次回は代官山の近況です。

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