代官山の路地を歩く。
いきなり出くわしたこの閉店中の建物。コンクリートブロックの躯体にステンレスメッシュを纏う。
ファッショナブルに素っ気なく纏う。入り口のガラスドアは凹面形状。
デティールは
思い切ったデザインに最初から遭遇。
続いてこのエリアでトレンドな(?)建物配置。
一つの敷地に分棟形式で建物を複数建てる。
その上こいつは全部が傾いて建っている。
窓は水平垂直、建物は斜めに・・・
2棟の隙間は地下に続く
そして見たかったのは次の建物「SARUGAKU」
このエリアの地名は猿楽。
一つの敷地にたくさん建物を配置してその隙間を上り下りする。
こんなスケッチが残っている。
配置は
実際の様子は
一番奥からの見返しは
残念ながらいくつかの店舗は空室状態。
敷地すぐ横に階段路地があり、魅力的な雰囲気を醸し出しているのに
そちらには背を向けて中庭に対してのみ展開される配置が閉塞感を持つ。
ここを通り抜けて他の場所に移動できるならもっと人が入りそうなのだが・・・
そして次回は満を持して!!
タイムリーな今日のビッグニュース
日本芸術院(三浦朱門院長)は19日、優れた作品を創作した人や芸術の進歩に貢献した人に贈る2012年度日本芸術院賞に、建築家の槙文彦さん(84)や指揮者の飯守泰次郎さん(72)ら8人を選んだと発表した。
このうち槙さんと生田流箏曲家の米川文子さん(86)=本名米川操=には、特に優れた業績を挙げたとして恩賜賞も贈る。