建物見学を終えて、
それまでは夫々のイメージが統一できなかったのですが
何となく方向が見えてきた。
今回はちょっと文章が長いのですが
迎賓館プロジェクトに至る過程をお知らせします。
これが住宅展示場 風夏 (ふうか)の写真。
風夏 建設当時は住宅展示場として皆様に東海・ビルドの建物を体験していただこうと
当時はまだ珍しかった「混構造」(1階がコンクリート、2階が木造)に挑戦した。
左に少し見えている 「コンセプトハウス 憧憬舍1970」 を建設したのは
「住宅展示場はもういらない。お客さんと東海・ビルドスタッフがお互いに
夢を膨らませて、膨らんだ夢を実現するための建築が欲しい。
東海・ビルドはお客さんの夢を実現するために在るのだから。」
という考えがスタートだった。
そのためには一度造った建物がそのままずっと変化しないのはおかしい。
憧憬舍もこの3年で少しずつ変化してきている。
憧憬舍のもう一つの目的は
情報発信。
この建物を東海・ビルドにゆかりのある皆様に自由に使って欲しい。
作陶、バンドの練習、講習etc・・・
実際、ビーズ教室、スタジオでアマチュアバンドの練習、など
変わったとこでは 不肖 私 森が講師となって
香流中学校PTAの依頼を受けて住宅建築講座をさせていただいた・・・
では
風夏は?
昨年、Team-C.O.A(チームコア)システムを稼働した東海・ビルド。
夢の実現の為に工事/設計/営業がチームを組みお客さんと一緒に建設に取り組むシステム。
こういった動きの中で
風夏が取り残されていた。
あえて
リノベーションで憧憬舍の考え方に沿った
というか
更に進化した建物にしてしまおうと
このプロジェクトが動き出した。
実はもう建設にかかっていて、
今日は増築部分のコンクリート打設。
上の写真が今はこうなっている。
計画全貌はこの段階に至っても
未だ変化しつつ
動いている。
さて
冒頭に戻って
見学を終えた我々は
以上の考えをひと言で言い表すキーワードに至った。
キーワードは「迎賓館」。
このブログシリーズのタイトル。
お客さんを迎えて、夢を膨らませ、実現する場所。
憧憬舍は新築で挑戦したが今回は
リノベーションで挑戦。
ここでは料理教室、三味線教室、茶道教室、パーティーなどなど
イベントを定期的に行う予定。
情報発信を軸にしたセカンドコンセプトハウス。
結末や
いかに。