翌日、最終日。
陶器やガラスの前に
長く引っ張った琉球石灰岩の
現場。
我喜屋興産の計らいで
首里城修復、整備の現場見学をさせていただいた。
我喜屋興産現場責任者の金さんの案内。
この石垣の向こうに現場がある。
石の加工場ここで加工して現場に持ち込む。
コンクリートの建物を建築中でその一部に琉球石灰岩の石積みが現れる。
変則6角形の積み方。
その断面。
コンクリートに防水をして(右の黒いシート)石積みとの間に細かい石を入れて透水層を作る。
その左に石が積まれる。
変則な石のカタチは一つ一つ異なる。
写真のようにアクリル板をあててカタチを写し取り、次の石のカタチを決める。
図面が在る訳ではなく、職人の技量とセンスがすべてを決める。
このカタチを先ほどの加工場で石に写し取り、カットし、ここに持ち込む。
一日に進む作業量はこの写真から推して知るべし。
さて
その他の部分。
沖縄らしい奇麗なコンクリート打ち放しに木造の骨組。
その下には
琉球石灰岩の水路。
ずいぶん前に我喜屋興産が復元したそうですが今回の改修で床下に隠れてしまうらしい。
木組みはほぞ止しで組まれている。
福井の大工さんが乗り込んでいるとの事。
全体像は分かりませんが、階段で上がると。
続く・・・