横浜 大桟橋 フェリーターミナル。
設計はあまり一般には馴染みのない事務所かと思いますが、FOA(Foreign Office Architects)。
国際コンペが催され、その最優秀作品が実現したもの。
FOAは当時全くの無名で、この作品が国際的なデビュー作となった。
プランがあまりにも革新的だったので数々の著名建築家を凌いで最優秀案に選ばれたのですが、
構造的・予算的に実現が可能なのか疑問視されてもいたため、建築界ではかなりの注目を集めました。
実際の設計段階でコンペ時に想定していた構造方法では無理ということがわかり、
全く異なる構造方法となってしまった。
また、コンペ時の全体の金属的な仕上げがぬるっとつながってゆくようなイメージは
ウッドデッキと芝生に変わってしまった。
設計者はかなりの批判にさらされ、設計者と言えるのかという話まで出て建築界ではさんざんな評価だった。
コンペ案
出来上がった実物。
今ではこのエリアを代表するランドマークであり
デッキのうねる床も悪くない。
個人的には世界に2つとない建築だと思います。
とにかく
でかい・・・
この下は
もはや国際空港。
ところで
業務連絡
お盆休み中の東海・ビルド社員にお願い!
8/16 PM6:00から BS朝日 ー鳥の目で見た軍艦島 ー
という番組、
録画して下さい。