そして
ついに
来た。
東京カテドラル聖マリア大聖堂
概要
意匠:丹下健三 都市・建築設計研究所
構造:東京大学 坪井研究室
音響:東京大学 石井研究室
施工:大成建設株式会社
工期:昭和38年4月~39年12月(実際工期18ヶ月)
敷地面積:15,098㎡
建物概要
構造:鉄筋コンクリート造HPシエル(双曲抛物面)
階数:地下1階 地上1階(中2階、中3階)
高さ:G.Lより建物最後部迄 39m419
付属建物の鐘塔G.Lより 61m680
床面積:3,649.9㎡
長さ:55.5m
幅:40.7m
地階:1,005.5㎡
1階:2,541.4㎡
中2階:71.0㎡
中3階:32.0㎡
何も言わないので
見て下さい。
HPシェルというのは貝殻のように薄いコンクリートで3次曲面をつくる構造。
十字架のカタチをこの構造で浮かび上がらせている。
塔の頂部。
塔の出入り口。
一つの迷いのないデザイン。
構造が空間を創るお手本。
内部。
このパイプオルガンの音を聞いてみたい。
1899年に建てられた最初の聖堂は木造のゴシック様式の建物。
1945年の東京大空襲で消失してしまった為、現在の大聖堂は、建築家「丹下健三」氏の設計により、
ドイツのケルン教区の支援によって建設されて、1964年に落成。
同行のO氏曰く
「この建築を見ただけで今回の旅行の意義は十分にあった」