スタッフブログ

2013-10-08

384 設計レビュー雑記2

前回の続き。

こうして社内コンペで練り上げるケースもあれば

考え方をいくつか創って、まず 計画の方向を施主と話し合うケースもある。

例えば

変換 ~ 1

この案と

変換 ~ 2

この案は同じ敷地に同じ施主に提示したスケッチ。

全く方向の違う考え方を示す。

当然、敷地条件や施主の要求、構造・法規など

元になる条件は同じ。

でも

これだけ違う物が出てくる。

次の例は

3つの模型を提示した例。

A案

変換 ~ DSCF7578

B案

変換 ~ DSCF7590

C案

変換 ~ DSCF7596

そして施主はC案を選定し、

この複雑な曲面形状の住宅は完成した。

この時点で営業部はコスト管理を特に重点的に意識して

工事部は複雑な形状の施工を早くから検討し、

設計部と一体になって施主とタッグを組んだ。

施主のイニシャルを取り、その名は

「Team-K」

途中で創られたいくつもの模型にその内容が盛り込まれる。

変換 ~ NEC_0018

この動きは毎回、どのプロジェクトにも行われている。

社内での呼び名は

「Team-C.O.A」(チーム コア)

工事:Construction と 営業:Operation と 設計:Architects

の 頭文字を取ったこのチーム。

各部の担当者が口角泡を飛ばし、議論し尽くす。

その結果

こんな住宅も実現した。

変換 ~ CIMG0641

CGパースで見ると

変換 ~ out 02(11_15 12_00)

一つ一つの建築にTeam-C.O.Aと施主の協同作業の思い出が詰め込まれ、

施主と東海・ビルドとの歴史が建物完成とともに始まった。

詳しくはこの辺りをご覧下さい。

http://www.tokai-build.com/works/

次回はそんなお客様との勉強会の模様です。

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