前回の続き。
こうして社内コンペで練り上げるケースもあれば
考え方をいくつか創って、まず 計画の方向を施主と話し合うケースもある。
例えば
この案と
この案は同じ敷地に同じ施主に提示したスケッチ。
全く方向の違う考え方を示す。
当然、敷地条件や施主の要求、構造・法規など
元になる条件は同じ。
でも
これだけ違う物が出てくる。
次の例は
3つの模型を提示した例。
A案
B案
C案
そして施主はC案を選定し、
この複雑な曲面形状の住宅は完成した。
この時点で営業部はコスト管理を特に重点的に意識して
工事部は複雑な形状の施工を早くから検討し、
設計部と一体になって施主とタッグを組んだ。
施主のイニシャルを取り、その名は
「Team-K」
途中で創られたいくつもの模型にその内容が盛り込まれる。
この動きは毎回、どのプロジェクトにも行われている。
社内での呼び名は
「Team-C.O.A」(チーム コア)
工事:Construction と 営業:Operation と 設計:Architects
の 頭文字を取ったこのチーム。
各部の担当者が口角泡を飛ばし、議論し尽くす。
その結果
こんな住宅も実現した。
CGパースで見ると
一つ一つの建築にTeam-C.O.Aと施主の協同作業の思い出が詰め込まれ、
施主と東海・ビルドとの歴史が建物完成とともに始まった。
詳しくはこの辺りをご覧下さい。
http://www.tokai-build.com/works/
次回はそんなお客様との勉強会の模様です。