こんにちは。最近遅めの夏休みを頂き、リフレッシュした設計部の増田です。
今回のブログでは、O邸の上部躯体工事について書きたいと思います。
鉄筋コンクリート造の躯体工事を簡単に書きますと、鉄筋を組んで、型枠を組んで、コンクリートを打つ。
基礎、1F壁・2F床、2F壁・3F床、3F壁・RF床・RF立ち上がりの4回に分けコンクリートが打設されます。
今回O邸は敷地条件から、1階の外周の型枠が組まれ、壁配筋が始まりました。
2Fスラブの型枠が組まれ、その上にスラブの配筋が行われます。
配筋の工程ごとに設計図通り配筋されているかを細かくチェックします。
そして、2Fスラブの配筋が終わった時点で検査機関の中間検査を受けます。
この緑ヘルメットの方が検査員さんです。
合格しますと、その場で中間検査シールがもらえ、ちょっとホッとします。
そしていよいよコンクリートの打設になります。
壁にコンクリートを打ち込むため、現場監督と職人さんが一体となり、打設します。
僕もコンクリートたたき係として、この日は設計工事部員です。
まずコンクリートを打設する前に近くのプラントから現場に運ばれてきたコンクリートの受入れ検査を行います。
受入れ検査後にコンクリートが、ミキサー車からポンプ車に流されます。
ポンプ車に流されたコンクリートが現場に打設され、そのコンクリートが組まれた型枠の中に打ち込まれます。
鉄筋だらけの型枠の中をガラガラ流れていくコンクリート。
型枠の中にコンクリートが完全に詰まるように皆で必死に打設します。
ホント必死でした。。
打設後のみなさんです。やり遂げた感でいっぱいです。
と、こんな感じで2階、3階、屋上階とコンクリート躯体工事が続きます。
2Fコンクリート打設時です。
上階からの見下ろし写真です。この緑の管をコンクリートが通ってきます。
数日後・・・
あの壮絶な現場がだいぶ片付き、落ち着いてから上棟式を行いました。
これまたホッとした瞬間です。